マイナンバーと口座をひもづけ
(杉並)区職員が住民基本台帳法違反容疑で逮捕されました((令和)4年11月5日)
→https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0411/1078406.html
釜石市 個人情報の漏えいについての市長メッセージ【令和4年10月4日追加】
→https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2022053000033/
役所や役場の職員が、個人情報を漏らすのは、珍しい事ではない。報道されない事案もあるだろうし、今後も発生するであろう。アクセス権を持った人間が抜き出すのはセキュリティーを強化しても防げない。
個人情報は、極力電子化しないことが大切だ。やむを得ず電子化するとしたら、被害を最小限にするため、単機能に絞るべきだ。
そういった意味で、マイナンバーは大変危険だ。
法律は、「漏れた後、どのように始末するか」を定めたもので、残念ながら情報漏洩を防止することはできない。
にもかかわらず、政府は年金の口座をマイナンバーに結びつけようとしている。住民の住所、氏名、生年月日、続柄に加え、口座まで漏洩の危険に曝そうとしている。
マイナンバーは大変危険だ 役所から情報漏洩
役所や役場の職員が、個人情報を漏らすのは、珍しい事ではない。報道されない事案もあるだろうし、今後も発生するであろう。
第三者が盗み出すのは、セキュリティーを強化すれば、ある程度防げるであろうが、それでも盗まれる。
更に、アクセス権限を持った人間が抜き出すのは、セキュリティーを強化しても防げない。
個人情報は、極力電子化しないことが大切だ。
やむを得ず電子化するとしたら、被害を最小限にするため、単機能に絞るべきだ。
複数の機能を一つにまとめる、という意味で、マイナンバーは大変危険だ。
法律は、「漏らしたらどう罰するか(漏れた後の処置)」を定めたもので、情報漏洩を防止することはできない。
[役所から情報漏洩した事例]
(杉並)区職員が住民基本台帳法違反容疑で逮捕されました((令和)4年11月5日)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0411/1078406.html
釜石市 令和4年5月26日 臨時記者会見
(住民基本台帳に記載された個人情報並びに特定個人情報、いわゆるマイナンバーが記載されたエクセルデータなどを漏洩し、並びに、違法に取得した、などの非違行為があった。)
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2022052600074/
マイナンバーカード 個人情報 漏洩
「マイナンバーカード利用に必要なシステム導入を医療機関に義務付ける」というのが厚生労働省の方針らしい。
「マイナンバーカードの健康保険証利用について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html
によると、
Q1.全ての医療機関・薬局で使えるようになりますか。
A1.マイナンバーカードを健康保険証として利用できるよう、医療機関・薬局のシステム整備を支援しており、「令和5年3月末には概ね全ての医療機関等での導入を目指す」こととしています。
その費用は被保険者が払う。
現在、全国の自治体でマイナンバーカードのアクセスが可能だが、2022.6.23の尼崎市のUSB紛失事件のように、自治体から個人情報が洩れる危険性は極めて高い。これに加えて、全国の医療機関からも個人情報が漏れる危険性が生じるため、マイナンバーカードは増々危険なものになる。
スーパーのレジで精算する時
今日、新聞の投書欄に「レジで遅い人 待てる余裕を」という投書があった。
スーパーへ行った。
札を代えてもらった。一発で通った。
文芸春秋 財務次官 モノ申す「このままでは国家財政は破綻する」
文芸春秋 2021年11月号、p92~p101.財務次官、モノ申す「このままでは国家財政は破綻する」を読んだ。
大半は抽象的精神論で何を言っているのかわからず。わかったのは、「フランスは歳出増を歳入増より抑える」という点。「歳出≦歳入」は当然のこと。日本も税金の無駄遣いをやめるべきなのだが...
石井桃子さんが遺した言葉
個人情報漏洩の危険性(2021.1.25 埼玉県)
個人情報(機密情報)を電子データ(IT)化すると、紙に比べ、漏洩の危険性が格段に高まります。
漏洩原因は沢山ありますが、多くは次の2種類に大別されます。
(1)盗まれた。…ハッキングなど。
(2)うっかりミス。…媒体のデータ消去を確認せずに廃棄(神奈川県)。USBメモリやパソコンを置き忘れたり無くしたり。操作を誤った{埼玉県(*)}。
ITは、不慣れな人が操作すると、誤りを起こしやすいです。
スマホでも、予期せぬ画面が出て困惑するケースがあります。
ITにある程度慣れた人でも誤操作を起こすことがあります。
誤操作をしても極力情報が漏洩しないような仕組み、仕掛けを考えて実施していると思います。
2021年1月25日の埼玉県の例でも、「複数でチェックをするなど、再発防止に努める」そうです。
しかし、ルールで「複数でチェックをする」と決めていても、「今回に限り忘れた」という釈明を聞くことがあります。
それほどIT化した個人情報(機密情報)は漏洩を防ぐのが難しいです。
マイナンバーが全国で使われるようになると、中にはITに不慣れな人が操作せざるを得ない自治体があるかもしれません。
あるいは、ITに熟知した人が操作するとしても、うっかりミスが発生する危険性が全国に広がります。
できる限り個人情報(機密情報)のIT化は避けるのが得策です。
「紙は不便、合理的ではない、面倒、時間がかかる」という声を聴きます。その通りです。しかし、便利になればなるほど危険性も増します。
*: 埼玉県 コロナ感染者の名前をホームページに掲載し謝罪 2021年1月26日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210126/k10012833411000.html