マイナンバーカードが普及しない理由は?

マイナンバーカードと運転免許証や健康保険証を一体化することによりマイナンバーカードの普及を図る」そうです。

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マイナンバーカードの普及が進まない理由は「利便性を感じないから」なのでしょうか?
運転免許証は「便利だから普及している」のでしょうか?運転免許証は車を運転するのに必要だから普及しているのではないでしょうか?

マイナンバーカードはなぜ必要なのでしょう?税金を徴収するのに便利だから。それはそれで大切なことだと思いますが、税金が無駄に使われている現状では、納税者の納得が得られません。そのようなことはあり得ませんが、仮に、税金が正しく使われたとしてもマイナンバーカードは「情報漏洩の危険性」があるので、とても持つ気になれません。

情報は、IT化したら、漏れる危険性が格段に高まります。従って、漏れにくく、漏れても被害を最少に留める工夫が必要。
多機能、便利になればなる程、情報が漏れた時の被害は大きくなります。
運転免許証や健康保険証は、単機能で、かつ、扱う人も限られるので、漏れにくく、漏れても被害が少ない、と思われます。
マイナンバーは、国内の全市区町村にバラ撒かれます。どこかに意識の低い人がいたら、そこから漏れるし、扱う情報も多いので被害も大きくなります。また、複数の機能を併せ持つカードを常日頃持ち歩くと紛失時の危険性も高まります。

紛失時のリスクを考えると、マイナンバーカードは、どう考えても持ち歩くのに適したカードとは思えません

 

[参考サイト]
マイナンバーカードの保険証利用についてお知らせします(被保険者向け)厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html

 

免許証とマイナカード統合、2024年度末に前倒し 日本経済新聞 2020.12.11

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE115EP0R11C20A2000000

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最終更新日 2021.8.24